アメリカに住んでいる方、元米駐在員の方必見! 日米社会保障協定による最適な年金受給方法を解説
アメリカ・日本の年金制度を理解し、最適な申請方法をご提案します
日本と同じように、アメリカの年金制度も、2階建ての仕組みになっています。

アメリカ年金制度の概要

アメリカ年金加入期間の単位はクレジット(1クレジットは日本の年金加入期間の3ケ月分に相当)で表され、1年間(1〜12月)の収入額に応じて最高4クレジットまで取得できます。実際に働いた期間と、クレジットに基づく年金加入期間とは、必ずしも一致しません。働いた期間が短くても、収入が多ければ1年間に4クレジット取得できます。
年金加入期間が40クレジット(10年相当)以上あると、退職年金の受給資格が得られます。
退職年金の満額受給年齢は65歳から67歳まで段階的に引き上げられています。
退職年金受給者に65歳以上の配偶者(現在、アメリカ年金制度改正に伴い、67歳まで段階的に引き上げ中)や18歳未満の子がいる場合等に、退職年金の50%に相当する額を「家族年金」として受けることができます。
退職年金及び配偶者の家族年金の受給開始は、最高で62歳まで繰り上げすることが可能ですが、その場合は月45時間以上就労していないことが条件になります。繰り上げた年金は、生涯にわたって一定の率で減額されます。また、受給開始年齢を繰り下げることも可能です。この場合は一定の率で増額されます。
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社会保険労務士は法律に基づく国家資格者で、労働保険(労働基準法、労働者災害補償保険)や社会保険(健康保険、厚生年金保険)手続きのスペシャリストです。
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